有期雇用非正規労働者の無期雇用化制度導入について(2015年3月)

請負現場従業員の無期雇用化「SS社員制度」を導入

製造請負企業「川相商事(株)」は、平成27年4月より請負現場有期雇用契約者を対象に無期雇用化に向けた取り組み「SS社員制度」を導入します。

この制度は、現在請負現場で勤務している有期雇用契約者を対象に、必要な研修を実施し、その後選考試験に合格すれば契約期間を無期雇用として契約する制度です。

厚生労働省は「安心して働くことができる社会の実現」に向けて法律を整備していっており、川相商事(株)もこの考え方に沿って、有期雇用社員の無期雇用化に取り組んでいます。現在勤務している有期雇用社員がより長く、より意欲的に安心して働き続けてもらうには、従業員に対して社員教育を実施し、キャリアアップできる仕組みを整備することが必要だと考えています。

川相商事(株)は2010年4月より有期雇用契約者の中の希望者を対象に生産現場管理社員育成に取り組んできました。現在では、請負現場人員の20%がこの生産管理者育成制度出身者であり、ST(スーパーテクニカル)社員の名称で現場リーダーとして活躍しています。

今回更に多くの有期雇用契約者が教育を受けキャリアアップを目指すことで、製造請負現場での改善が進み、生産性の向上とコストダウンを図れ、更なる請負現場のレベルアップを図ってくことができます。

2014年7月から無期雇用化に向けての制度構築に取り組み、2015年4月からの運用開始に向けて、2015年2月から全請負現場従業員に対して説明会を実施しました。2015年4月より社内講習を受講し選考試験に合格すれば、無期雇用契約に切り替えていきます。


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