Vol.77【働く・働いてもらう 人のつながりが価値を生む】

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  川相いい仕事マガジン vol.77
   発 行:川相商事株式会社
   Kawai Syouji Group
   『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 http://www.e4510.jp/
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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
 労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
 社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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    働く・働いてもらう
    人のつながりが価値を生む
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いつもメルマガをご愛読いただき、
どうもありがとうございます。

労務コンサルティングをさせていただいている井上と申します。

前号で秋のご挨拶をしたと思えば、今はすっかり冬。
弊所のポストにもクリスマスや忘年会、年賀状の
ダイレクトメールがたくさん入るようになりました。

弊所でももちろん忘年会は開催しますが、
顧問先様から、お誘いを受けることも多いです。

一時期、忘年会の数が減っているな、と感じることが
多かったのですが、最近また増えてきているよう。

それだけでなく、運動会や社内旅行など、会社のイベントを
復活させている会社が少しずつ増えてきているように感じます。

景気が回復したから?
でも、それだけではなさそうです。

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┃会社のレクリエーションが増えるのはなぜ?
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日経新聞によると、余暇・レク行事の実施割合は2000年代前半に減少傾向に
あったが、09年には85%程度と、1990年代半ばの水準に戻りつつあるとのこと。

バブルがはじけて以来、企業は経費削減を励行しており
まず削られたのが福利厚生費のうち「従業員サービス」の部分でした。
そして会社と従業員の関係も大きく変化したのもこの時期です。

以前の日本の会社は、従業員を自分の家族のように考える
ことが多かったと思います。

結婚でもするかのように、学校をでたら一つの会社に入り、
定年まで苦楽を共にする、というイメージですね。

でも会社の経営体力が低下するとともに、働く人の
意識も変わり、会社と従業員は少しずつ距離ができ始めました。

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┃価値を生み出すのは人間だけ
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人を使うのはお金がかかります。

給料はもちろんのこと、保険料も負担しなくてはならないし、
経営が悪化しても解雇するのはとても難しい。

損得だけ考えれば、期間雇用や派遣のほうが面倒がありません。

このように就業形態がバラバラになって、人と人とのつながりが
薄れてきたことによって、会社の持つモチベーションも少しずつ
下がってきたのです。

会社が運動会や社内旅行、忘年会などの各種懇親会にお金を
使うようになったのは、景気回復のためだけではありません。

いくら経営を効率化し、海外の安い材料を使い始めたとしても
会社に利益をもたらすのは人間です。
人が働いてこそ、価値が生まれ利益を生み出すのです。

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┃場所にはその場所のルールがある
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仕事をしていると、どんなにいい人とでもぶつかる時があるものです。

これをそのままにしておけば、会社の雰囲気は悪くなりかねません。
でも、お互いリラックスできる状況を仕事外でつくってやれると、
ガス抜きができます。

長く働いていくためには、どうしても必要だと思います。
しかしそれをいうと必ずこういう人がいるんですよね。

会社はお金をもらうところ。
プライベートには干渉されたくない。
会社に「家族」と言われるのは嫌なのだ、と。

でも働く側として、それがまったく正しいのでしょうか。
確かに会社に自分の時間すべてをささげるのは問題で、
自分の生活を大切にするのは自明のことです。

でも、少し待ってください。
あなたがいる場所には、ルールがあるのです。

何もかも自分の好きにできるわけではありません。
しかもその場所を選んだのはあなた自身です。

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┃終始一貫する経営にこそ、人はついてくる
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従業員は「会社は家族」が嫌なのではありません。
「家族」の美名の下で、理不尽を強いられるのが嫌なのです。

「家族」だからサービス残業してよね
「家族」だから資金繰り厳しいの分かって、賃下げさせてね
「家族」だから休日も出勤してね

でも本当に「家族」なら、相手に無理をさせるたりはないはずです。
大切なのは終始一貫すること。

「家族」だからがんばってくれ、というなら、
相手の生活がたちゆくよう、しっかり支えてやる気概が必要です。
そして、それは簡単なことではありません。

人を使うということは辛いものです。
でも誰かの言葉にあるように「経営者は孤独でなければならない」のです。
それが嫌なら、心安らかに人に使われるしかない。

使う方も使われる方も、とかく世渡りは辛いもの。
ときおりふっと疲れてしまいますよね。

でも、大丈夫。これから忘年会シーズンです。
あったかいお鍋でも食べて、今年の疲れを肩からおろしましょう。

来年も、辛いこと嬉しいことと、しっかり向き合って過ごすために。

  労務管理事務所 フォージョウハーフ
  労務コンサルタント 井上
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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
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