人材育成編 最終回 Vol.12【人材育成に必要なこと】

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 平成26年6月10日

 川相いい仕事マガジン 人材育成編Vol.12
   発行:川相商事株式会社 『働く喜びを感じるヒト』創造企業
                  担当:永田 光明

 ◆テーマ : 人材育成に必要なこと
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弊社メルマガをお読みいただきありがとうございます。
今回で「人材育成編」4度目の作成を担当します、
川相商事株式会社 永田光明と申します。

普段は正社員育成のための社内スクール
「創喜感働塾(そうきかんどうじゅく)」で研修の講師を務めるほか、
人材育成部の責任者として管理運営、営業活動をしております。

これまでにご紹介してきましたとおり、弊社では、正社員育成のための
社内スクール(創喜感働塾)を運営しております。

塾生たちはこの創喜感働塾で正社員として必要なことを習い、
我々人材育成部メンバーもまた共に学んでおります。

メルマガ人材育成編最終回の今回は、人材育成に必要なことについて
考えていうと思います。

創喜感働塾は開校から4年が経過し、これまでに誕生した管理職、
リーダー業務の教育を受けた社員が今年度中には50名になりそうです。

彼らの多くは、「今の自分を変えたい」「自分自身を成長させたい」
「正社員になりたい」等の思いがあり創喜感働塾に入塾してきました。

その結果、創喜感働塾を卒業した社員たちが各ポジションの責任者として
現在活躍しており、当社になくてはならない人材へと成長していっています。

そんな彼らに社員となった後も成長を続けてほしいと願い、
現場社員向けの研修を今年度から実施しております。

成長するためには、目標を決めて自分自身で努力することが大切であると
同時に、成長しやすい環境を整備することも大切であることを感じています。

弊社の現場社員(ST社員)は請負現場で勤務する社員と派遣現場で
勤務する社員とに大別されます。

当然すべての現場が全員社員で構成されるわけではなく、
そこでは多くの非正規の派遣・請負スタッフが共に勤務しております。

人材育成部では卒塾後の社員に、定期的な教育研修がこれまで
不足していると感じておりました。

なぜなら取引先様の顧客満足度を高めるためには、現場力の強化は
絶対に必要だからです。

ましてや現場社員の現場力が強化されれば、共に働くスタッフへの
良い影響も与えられます。

また、より良い現場にしたいが、具体的にどうしたら良いか分からずに
手つかずになってはいないだろうか。
といった不安を抱えているのではないだろうかと思っていました。

そこで更に現場力をつける為に今年度から請負・派遣現場に勤務する
社員対象に社員教育をスタートさせました。

受講した社員は、
「現場が忙しく、研修に参加できない。開始時間を遅らせてほしい。」
「休日開催はできませんか?」
「研修参加して楽しかった。非常に役立った。次回が待ち遠しい。」
と言ってくれています。

これまで、社員の成長は本人や現場任せになっていました。

ただ今回社員の声を聴くと、社員や会社が成長するには組織だった
仕組みや環境が、非常に大切なことだと気づかせてくれました。

成長には本人のやる気や「素直さ」が必要なのは当然のことながら、
環境も同じくらい重要だということを再認識させられました。

現場社員の成長が実現すれば、請負先・派遣先の企業様にも大きく
貢献することになります。

派遣法の改正が現在国会で審議され、派遣元のスタッフに対する
教育・キャリアアップが派遣会社にも義務つけられようとしています。
(メルマガ人材育成編Vol9)

これまでの創喜感働塾の正社員化に向けた研修だけに留まらず、
弊社に関わる全ての人が成長しやすい環境をつくることが、
働く人の喜びになり、成長した社員スタッフが勤務しモノづくりを行うことで
お客様の喜びにもなり、最終的には当社の喜びとなるように、
我々人材育成部は今後も取り組んで参ります。

メルマガ人材育成編は今回で最終回となりましたが、
製造・物流の運営を任すことができる社員がご用命をお待ちしております。
まだまだ続きます川相いい仕事マガジン共々、皆様のお役に立てればと
願っております。

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